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損益計算書(P/L)とは

損益計算書(P/L)とは

包括利益とは一言でいうなら貸借対照表の純資産の期首と期末の差。 損益計算書(P/L)とは
会計基準では、包括利益を以下のように定義しています。
包括利益の定義(会計基準)

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2021.01.20 更新 ツイート

PL(損益計算書)は基本ルールで誰でもスラスラ読みこなせる! 吉田勧司

売上から費用を引いたものが利益

上の図がPLの雛形です。PLとは、売上から段階を踏んで費用を引きながら、1年間の最終的な損益(当期純利益)を計算するものです。

BSの場合は、左右でバランスを取りながら計算していきましたが、PLでは単純に「売上高」―「費用」という形で引き算をしていきます。

自分でPLを作ってみよう

・マルゲリータ(バジリコ、モッツァレラチーズ、トマトを使ったピザ)

・クアトロ・フォルマッジ(4種類のチーズを使ったピザ)

・マルゲリータは、1枚1000円で売ります。

・クアトロ・フォルマッジは、1枚1500円で売ります。

・ピザ200枚は、毎日売り切る予定です。

ステップ1

・マルゲリータ……1000円×100枚=10万円

・クアトロ・フォルマッジ……1500円×100枚=15万円

・マルゲリータ……このお店では、ベーシックにモッツァレラチーズ、小麦粉、バジリコ、ホールトマトを使います。材料費は1枚250円で、100枚で計算すると2万5000円となります。

・クアトロ・フォルマッジ……最高のピザを作るため、モッツァレラチーズ、ゴルゴンゾーラチーズ、リコッタチーズ、パルミジャーノチーズ、小麦粉を使用します。材料費は1枚650円で、100枚で計算すると6万5000円となります。

【3章】PL | 損益計算書の要点

財務攻略講座【3章】PL 損益計算書の要点

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1. PL | 損益計算書の定義

PL | 損益計算書の定義

PL | 損益計算書の定義

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PL | 損益計算書の要点

PL | 損益計算書の要点

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2. PL | 損益計算書の実例

PL | 損益計算書の実例 任天堂株式会社

PL | 損益計算書の実例 任天堂株式会社

これが 実際のPL | 損益計算書 です。

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でも大丈夫。以下では数字の羅列ではなく ボックス図 を活用して損益計算書の構造を分かりやすく解説します。

3. PL | 損益計算書の構造

PL | 損益計算書のボックス図 売上・費用・利益の3つに分けられる

PL | 損益計算書のボックス図

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  • 売上高:過去1年間の売上高の合計額
  • 費用:過去1年間の売上高を生み出すために使用した費用の合計額
  • 利益:売上高から費用を差し引いた値

つまりPL | 損益計算書の「利益」は売上高と費用の差分であり、 利益=売上高ー費用が常に成り立つ のです。

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PL | 損益計算書の利益=売上ー費用

PL | 損益計算書の利益=売上ー費用

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PL | 損益計算書の5つの費用をわかりやすく図解

PL | 損益計算書の5つの費用 図解

PL | 損益計算書には 5つの費用 が存在します。

ロア

PL | 損益計算書の5つの費用をわかりやすく解説

PL | 損益計算書(P/L)とは 損益計算書の5つの費用 解説

PL | 損益計算書の5つの費用とは、それぞれ 売上原価・販管費・営業外損益・特別損益・法人税 です。

  • 売上原価:商品を生み出すためのコスト
  • 販管費:商品を販売、管理するためのコスト

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PL | 損益計算書の5つの利益をわかりやすく図解

PL | 損益計算書の5つの利益 図解

PL | 損益計算書には 5つの利益 が存在します。

以下の画像で 5つの利益の計算式・概要・財務分析における使用頻度 をまとめてチェックしておきましょう。

PL | 損益計算書の5つの利益をわかりやすく解説

PL | 損益計算書の5つの利益 解説

  • 営業利益:各企業のメイン事業が生み出した利益。サブ事業(保有している不動産からの家賃収入など)を加味せず、本業が好調か不調かを判断できる。この値がプラスなら本業が黒字。
  • 当期純利益:すべての費用を差し引いた後に残る利益。株主への配当金は当期純利益の中から支払われるため、投資家からの注目度が高い。この値がプラスなら最終黒字。

当期純利益は「 株主へ支払うことができる配当金のMAX値を確認できる 」ため注目度が高いのです。

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PL 損益計算書(P/L)とは | 損益計算書の5つの費用と5つの利益 図解 PLの実例とボックス図の対応

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4. PL | 損益計算書の分析例

PLの分析例1:売上高原価率

PL | 損益計算書の分析例1:売上高原価率

もちろん 売上に対して費用が少ないほど利益が出る ため、左側の損益計算書の方が収益性が高いと判断できます。

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PLの分析例2:売上高成長率

PL | 損益計算書の分析例2:売上高成長率

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5. PL | 損益計算書の要点まとめ

PL | 損益計算書の要点まとめ

PL | 損益計算書の要点まとめ

3章を画像で復習する

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財務攻略講座 4章のカバー範囲

財務攻略講座 4章のカバー範囲

GRANDIT BLOG

2016年7月20日

損益計算書の基本的な見方と2つのポイント

1. 損益計算書とは?

損益計算書はP/L(Profit and Loss Statement)とも呼ばれ、企業の一定期間の経営成績を「収益」「費用」「利益」から見ることができるものです。
つまり、今期(一定期間)、会社はどれだけお金を稼いで(収益)、どれだけお金を使って(費用)、いくら残っているのか(利益)がわかるようになっています。
また、「収益」「費用」「利益」は、それぞれ「会社の本業の経営成績」「会社の通常の経営成績」「最終的な経営成績」の3つの経営成績に分けることができます。

損益計算書の一例

1-1. 会社の本業の経営成績

売上総利益

売上総利益は、商品の原価に対していくら利益を上乗せして売り上げたかがわかるため、その商品が稼ぐ力を表しているとも言えます。

販売費及び一般管理費

営業利益は、本業で稼いだお金から、本業で使ったお金を引いて残ったお金ですので、会社が本業で稼ぐ力を表しているとも言えます。

1-2. 会社の通常の経営成績

営業外収益

営業外費用

経常利益は、名前に「経常」がつく通り会社が「通常の活動」を行って稼ぐ力を表しています。
また本業の経営成績に会社の財務成績を含めた利益とも言えます。

1-3. 最終的な経営成績

税引前当期利益

税引前当期利益とは、経常利益に特別利益を足して特別損失を引いて求められる利益です。
毎期の繰り返しを見込める経常利益に、今期に臨時で発生した損益を含めた利益で、今期の実際の利益と言えます。
なお、特別利益、特別損失は、「特別」な場合以外は発生しないこともあります。どちらも発生していない場合は、経常利益と税引前当期利益が同じ値になります。

税金を引いた後の最終的な今期の利益で、この利益が株主配当や内部留保として使われます

2. 損益計算書 ここをチェック!

2-1. 5つの利益が「利益」になっているかチェック

損益計算書をチェックするとき、最初に確認したいのは「利益がマイナスになっていないか」です。利益がマイナスの場合は「損失」と表します。
特に、会社の通常の利益である「経常利益」がマイナスになっていないかどうかは重要です。
最終的な「当期利益」がマイナスでない場合でも、「経常利益」がマイナスということは、会社が通常の事業をしているときは赤字で、それを補填するために固定資産の売却等で「特別利益」を生みだしていることが考えられます。そういった場合は、売却するものがなくなると「当期利益」もマイナスになる恐れがあるため、事業や資金計画の見直しが必要になります。

2-2. 「売上高利益率」の分析で収益性がわかる

売上総利益率

売上総利益率は、数値が高いほど「利益の大きい商品=付加価値の高い商品」を販売していることになります。
ただし、売上原価の考え方は業種によって大きく異なるので、売上総利益率を比較するときは、同業種または自社の過去データと比較する必要があります。

売上高営業利益率

売上高営業利益率は、数値が高いほど「会社が本業で稼げる力=会社の収益力」が強いということになります。
売上高営業利益率も、売上総利益率と同様に比較するときは、同業種または自社の過去データと比較する必要があります。

売上高経常利益率

売上高経常利益率は、数値が高いほど「財務活動も含めたトータルの会社の収益力」が強いということになります。
一般的に売上高経常利益率が4%以上なら優良企業、5%以上なら超優良企業と言われており、0%を下回っている場合(=利益が赤字の場合)は、収益を上げる、費用を抑えるなど、利益を出すために何らかの改善が必要です。

【図解】包括利益とは?包括利益計算書や貸借対照表との関係まで解説

オフィス


包括利益とは一言でいうなら貸借対照表の純資産の期首と期末の差。
会計基準では、包括利益を以下のように定義しています。
包括利益の定義(会計基準)

数式なら「包括利益=当期純利益 + その他の包括利益」で計算されます。
「その他の包括利益」は一言でいえば含み損益。まだ確定していない損益を指します。
図解でわかりやすく解説していきます。

「包括利益=当期純利益 + その他の包括利益」その他包括利益ってなに?

包括利益=当期純利益 + その他の包括利益

  • 株式の含み損益:株式の取得時と時価の差額
  • 土地の含み損益:保有している土地を時価換算したら利益が出る場合に計上
  • 繰延ヘッジ損益:デリバティブの期末時点の評価額を時期に繰り延べる場合に計上
  • 為替換算調整勘定:海外子会社の保有する資産を円換算した際に生まれる差損益
  • 退職給付に係わる調整額:将来退職金として給されるときに負債として生じるもの

上記は簿記1級レベルの内容も含むので難しく感じるかもしれません。要は、 その他包括利益に含まれるものは、まだ確定していない損益ということです。

包括利益と損益計算書(P/L)・貸借対照表(B/S)の関係は?

包括利益 当期純利益 違い 損益計算書 貸借対照表との関係

包括利益とP/L・B/S・包括利益計算書の関係

包括利益と損益計算書・貸借対照表・包括利益計算書の関係を図にまとめると上のようになります。(わかりやすいように、簡略化しています)
貸借対照表の純利益の部は、以下のように期首から増減します。

貸借対照表の純利益の部の増減

  • 利益剰余金は、当期純利益の分だけ期首から増減
  • その他の包括利益増減額は、その他の包括利益合計の分だけ期首から増減

会計上の基本的な考え方として、以下の式が成り立ちます。
期首と期末の純資産の差=当期の利益
じゃあ、「その他の包括利益」が導入される前は含み損益はどう処理していたのか?
実は、もともと「評価・換算差額等」で純資産で処理していました。
純資産勘定に書かれる名前が「評価・換算差額等」から「包括利益」に変わって、損益計算書の下のほうにも載るようになった、 と考えるとシンプルかもしれません。(とてもざっくり言うとですが)
包括利益が導入される前は、損益計算書には当期に会社が生み出した利益だけを表示して、まだ確定してないものは「評価・換算差額等」勘定にまとめて突っ込んでいました。
株価や為替などの会社がコントロールできない含み損益は、損益計算書には反映させないようにしていたのです。
しかし、包括利益という考え方ができることで「期首と期末の純資産の差=当期の利益」が成り立つようになりました。

包括利益と当期純利益の違いは?

包括利益と当期純利益の違いを一言でいえば、 「包括利益は純資産の増減額、当期純利益は当期に確定済みの損益」 です。
当期純利益は売上から費用や税金を除いた、企業が生み出した価値を表しています。
一方で、包括利益は貸借対照表の純資産における期首と期末の差です。
先ほど述べた通り、包括利益は以下の数式で表せます。

包括利益=当期純利益 + その他の包括利益

包括利益とIFRSの関係は?何のために導入されたの?


包括利益は平成23年(2011年)以降、連結財務諸表に記載することが 「企業会計基準第25号包括利益の表示に関する会計基準」で定められています。(個別財務諸表への記載は当面、義務化されない見込み。)
なぜ、包括利益という考え方が日本の会計基準に取り入れられるようになったのか。
この章では、包括利益が取り入れられた目的とその意義について解説します。

包括利益とIFRSとの関係は?

包括利益が導入された目的の一つは「国際会計基準『IFRS』との整合性を取るため」 です。
包括利益について、企業会計基準には次のように記載があります。

国際財務報告基準(IFRS)及び米国会計基準においては、包括利益の表示の定めが平成 9 年(1997 年)に設けられており、それ以後、包括利益の表示が行われている。(中略)な国際的な会計基準の動きに対応するため、平成 20 年 4 月に財務諸表表示専門委員会を設置して検討を進めてきた。

包括利益を表記することで何がわかる?

包括利益を財務諸表に記載することで、 その企業において、為替変動や株式変動などの市場変動リスクがどの程度影響するのかがわかりやすくなります。 損益計算書(P/L)とは
ただし、包括利益の登場で当期純利益が指標として重要でなくなったというわけではありません。
当期純利益と包括利益と併せて利用することで、企業活動を評価する有用な情報となる、と企業会計基準では位置付けています。

包括利益の表示方法は2種類だが、ほとんどの企業が2計算書方式を採用

包括利益を財務諸表に表示する方法は2種類あります。
包括利益の表示方法

  • 1計算書方式:当期純利益と包括利益を「損益及び包括利益計算書」の1つにまとめて表記。
  • 2計算書方式:当期純利益と包括利益を、それぞれ「損益計算書」と「包括利益計算書」の2つに分けて表記

現状では9割の企業が2計算書方式を取っています。
経営者が当期純利益をより指標として重視しているため、損益計算書の末尾に当期純利益を記載する2計算書方式が採用されていると考えられます。

包括利益とは|まとめ


包括利益とは一言でいうなら貸借対照表の純資産の期首と期末の差。 損益計算書(P/L)とは
数式なら以下のようにあらわせます。

【後編】ビジネスや投資に役立つ決算書の読み方 ビジネスモデル、経営戦略、利益構造……押さえておきたい3つの財務諸表

Photo AC /kscz58ynk

P/Lを図解する際には、 下図 のように収益項目(売上高、営業外収益、特別利益)を右側に、費用項目(売上原価、販売費及び一般管理費〔販管費〕、営業外費用、特別損失、法人税等)を左側に表示します。

そして、「収益-費用」がプラスならば当期純利益の金額を左側に、マイナスならば当期純損失の金額を右側に表示します。

営業外収益・費用、特別利益・損失の金額が大きくないのであれば、 の矢印の右側に図示したように、営業利益までを図解するとシンプルになり、よりわかりやすくなります。

の右側には、収益の代表的な項目である、商品や製品、サービス を販売したことによる「売上高」が表示されます。左側に表示されるのは、商品や原材料の仕入れ、製品製造にかかった費用の「売上原価」と、売上原価以外に本業で必要となった費用である「販管費」、そして「売上高-売上原価-販管費」で計算される「営業利益」です(「営業損失」の場合は右側に表示します)。

この 営業利益はその会社が本業で稼いだ利益 ですから、ここまでの P/Lの構造を理解しておけば、その会社の本業での利益構造を読み取ることができる というわけです。

様々な会社のP/Lを分析していくと、会社の本業以外の経常的な活動から発生する収益や費用である「営業外収益」や「営業外費用」、その年限りの臨時の利益や損失を表す「特別利益」や「特別損失」に大きな金額が計上されているケースもあります。もちろん、その場合は の左側のように、P/L全体を図解したほうがよいでしょう。

キャッシュ・フロー計算書(CF計算書)… 損益計算書(P/L)とは 現金の稼ぎ方と使い方がわかる

最後に、キャッシュ・フロー計算書(CF計算書)を取り上げ、その基本的な読み方をマスターしておきましょう。

CF計算書を作成する目的は、 1年間を通じた現金の収支を表示すること にあります。「勘定合って銭足らず」という言葉がありますが、これは、損益計算書(P/L)上は利益が出ていても、現金が足らなくなってしまっている状態を指します。しばしば、P/L上は利益が出ているにもかかわらず、倒産してしまう「黒字倒産」という事例がありますが、これは支払いに充てなければならない現金が不足するために起こります。

そこで、経営を分析するときには、支払いに必要な現金が十分足りているのか、現金をどのように稼いでいて、どのように使っているのかを読み解くことが重要です。CF計算書からは、こうした現金の動きを見ることができます。

CF計算書に関しても、貸借対照表(B/S)やP/Lと同様に、図解して読む方法が有効ですが、その形式はB/SやP/Lとは異なります。CF計算書を図解する場合、「ウォーター・フォール・チャート」にするとわかりやすくなります。

下図 は、CF計算書の基本構造をウォーター・フォール・チャートで示したものです。グラフの一番左は 期首における現金残高 、一番右は 期末における現金残高 であり、その間に 営業活動によるキャッシュ・フロー(営業CF) 、 損益計算書(P/L)とは 投資活動によるキャッシュ・フロー(投資CF)財務活動によるキャッシュ・フロー(財務CF) という3つのCFが示されています。

1つ目の営業CF本業で稼いだキャッシュを示しており、普通はプラス となります。 営業CFがマイナスの場合には、会社が本業でキャッシュを稼げていない ことを意味しています。営業CFのマイナスが続いている会社は業績が良いとはいえないので、注意しなければなりません。

2つ目の投資CFには、 投資に充てられたキャッシュ が示されています。一般的に、 成長率の高い成長期の企業では相対的に投資CFのマイナス幅が大きくなり、成長率の低い安定期の企業ではマイナス幅が小さくなる 傾向にあります。成長期の企業では、事業を拡大するために大きな投資を必要とすることが多いからです。

また、営業CFと投資CFを足し合わせたものを「フリー・キャッシュ・フロー(FCF)」と呼びます。これは、営業CFから純投資額を差し引いたものに相当します。 FCFがプラスであれば、必要な投資を行なったうえで、稼いだキャッシュを有利子負債の返済などに回す余裕がある ことを意味しています。

3つ目の財務CFには、 資金調達や返済に伴う現金収支 が示されます。この財務CFは、 成長期の企業ではプラスに、安定期の企業ではマイナスになることが多くなります 。成長期には成長投資のための資金が必要になるため、新たな資金調達が行なわれることで財務CFがプラスになるのに対し、安定期の企業はキャッシュリッチ(現金が潤沢)になるために、借入金の返済や株主還元にキャッシュが回される傾向にあるからです。

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