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これだけ!トレンドラインの核心、超有名だけど勘違いしている人が多いテクニカルツール。
トレンドラインだけでは意外にも使えない。
トレンドラインは2点で引いて3点目で使う。
トレンドラインはトレンドが発生しないと引けません。上図の場合は高値aを更新することで、安値と高値を両方更新したことになるのでトレンド発生となります。トレンドラインbは高値aを更新した時点で初めて引けるラインです。
トレンドラインをエントリーポイントとして使うなら、2点で引いて3点目で使うことになります。しかし、3点目でしか使えないとなると、トレンドはかなり先に進んでしまい一番おいしい波を取り逃すことになります。
トレンドラインの間違った引き方
ラインaとラインbは間違ったトレンドラインです。高値いを更新しない限りトレンドラインは引けません。こういう扇状のラインは2点あればどこでも引けてしまうので注意が必要です。
トレンドライン(横軸)は水平線(縦軸)の半分程度の信頼性しかない。
トレンドラインなどのナナメラインは相場の時間(横軸)をはかるツールです。横軸ツールは水平線などの縦軸ツールの半分程度の信頼性しかないと考えてください。他の横軸ツールや水平線などの縦軸ツールと組み合わせることで初めて高い信頼性を確保できます。
上図の緑○でトレンドラインをブレイクしたという理由でショートしたとします。しかしダウ理論では安値ろを抜けない限りは上昇トレンド中であり、安値ろからの押し目買いによる反発上昇が十分考えられます。ただそこにトレンドラインがあるからという理由だけでエントリーの根拠とするのは危険です。
トレンドラインは『待つ』ための基準と考えよう。
photo credit: Roberto Trm via photopin cc
トレンドラインには波のペースを見れるという側面があります。相場ではしっかり待てることが負けない基本なので、トレンドラインを引いて、今後のシナリオを立てるのには重宝します。トレンドライン周辺まで戻ってくるまでは、とりあえず様子見するなど気持ちに余裕が持てるはずです。
【10分で分かる】ビットコインFXで使える「トレンドラインの引き方」を実践解説
トレンドラインとは「斜線」です。
もちろん、ただの斜線ではなく、 トレンドラインには3つの作用 があります。
- 価格を支えるサポートライン(支持線)
- 価格を抑えるレジスタンスライン(反発線)
- トレンドの軸となるライン
トレンドラインがサポートラインになる
トレンドラインは、価格より下に引けると「サポートライン(支持線)」となりやすいです。
トレンドラインがレジスタンスになる
トレンドラインは、価格より上に引けると「レジスタンス(反発線)」となりやすいです。
トレンドの軸となるライン
トレンドラインは「トレンドの軸」として作用しやすい面があります。
この性質に関しては、解説している教材やメディアが少ないです。
トレンドラインを軸に買う投資家・トレーダーが多い局面では、ラ インを価格が下回ると同時に「急落相場」を作りやすくなります。
トレンドラインの引き方はシンプル
トレンドラインの引き方は、非常にシンプルです。
- 安値と安値を結んで引く
- 高値と高値を結んで引く
上記の2パターンだけを、とりあえず覚えればOK
こんな疑問を持つかもしれません。
しかし、トレンドラインを引く上で重要なのはシンプルに考える事です。
例えば、一部のプロトレーダーしか知らないトレンドラインの引き方は無意味です。
【実践解説】ビットコインFXチャートでトレンドラインを引く
ここまで、トレンドラインの基礎知識と引き方を解説しました。
アナタがトレードで実践できるように問題です。
上記のビットコインFX日足チャートに「トレンドライン」が引けます。
安値と安値が斜めに並んでいます。
V字に買われているので、非常に分かりやすいです。(分かりやすい=重要なポイント)
このような形でトレンドラインが引けていればOKです。
【小技】トレンドラインは「角度」も重要です
トレンドラインを理解している中級者向けのアドバイスです。
実は、同じ角度のトレンドラインで高値・安値を予想できるケースがあります。
最初に引いたトレンドラインを次の安値(もしくは高値)へコピぺしましょう。
すると、次の高値や安値と重なります。
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