【それ間違いです】FXで『テクニカル分析を勉強しても意味ない』と言われる理由とその誤解
FX
一生懸命テクニカル分析を勉強したけど勝てるようにならない、という人は結構多いと思います。
実際、私は株や仮想通貨もトレードしていますが、FXほどテクニカル分析が効果を発揮する投資は他にないと思っています。
- 某大手IT企業でコンサルをやっています
- 投資歴は10年以上です
- FX(デイトレ)・株式(主に米国)・仮想通貨のトレードをしています
FXで『テクニカル分析を勉強しても意味ない』と言われる理由とその誤解
- 手法の精度が100%だと錯覚している
- 手法がどんな局面でも効く万能薬だと錯覚している
- インジケーターを信頼しすぎている
- FXで『テクニカル分析を勉強しても意味ない』という人の誤解
- FXでテクニカル分析が必要な理由
- 正しいテクニカル分析の方法
FXで『テクニカル分析を勉強しても意味ない』という人の誤解
- 誤解①:条件が満たされれば100%想定通りの結果になるという思い込み
- 誤解②:どの相場にも当てはまる万能な手法があるという誤解
- 誤解③:インジケーターへの信頼
誤解①:条件が満たされれば100%想定通りの結果になるという思い込み
誤解の1つ目は、『条件が満たされれば100%想定通りの結果になるという思い込み』です。
具体的に、ダブルトップの例で解説します。
のように、『ダブルトップ』=『相場転換』と決めつけがちです。
誤解②:どの相場にも当てはまる万能な手法があるという誤解
誤解の2つ目は、『どの相場にも当てはまる万能な手法があるという誤解』です。
トレンド相場で効果的な手法は、レンジ相場ではあまり機能しません。
例えば、レンジ相場は、レンジの上限で売り、レンジの下限で買いという、いわば逆張りのような手法が効果的です。なので、順張りが得意なインジケーターである移動平均線やMACDはレンジ相場では無力です。
誤解③:インジケーターへの信頼
誤解の3つ目は、『インジケーターへの信頼』です。
一般的に、テクニカル分析=インジケーターを使った分析、という誤解があるように思います。しかし、インジケーターはあくまでテクニカル分析の補助ツールでしかありません。
さらに言うと、インジケーターは沼です。
- テクニカル分析の想定通りにならないトレードシナリオも用意しておく
- テクニカル分析で見るべき観点はトレンド相場とレンジ相場で異なる
- インジケーターはあくまでテクニカル分析の補助ツールとして使う
FXでテクニカル分析が必要な理由【勉強しても意味ないは誤解】
- 理由①:相場の値動きの理由が説明できるようになる
- 理由②:勝ちやすい相場がわかるので勝率が上がる
- 理由③:エントリー・利確・損切りの精度が上がる
- 理由④:結果、トレードが安定する
理由①:相場の値動きの理由が説明できるようになる
理由の1つ目は、『相場の値動きの理由が説明できるようになる』です。
テクニカル分析を勉強すると、ローソク足の形や動き方(プライスアクションといいます)で、相場にいる投資家心理を読み取ることができるようになります。
理由②:勝ちやすい相場がわかるので勝率が上がる
理由の2つ目は、『勝ちやすい相場がわかるので勝率が上がる』です。
理由③:エントリー・利確・損切りの精度が上がる
理由の3つ目は、『エントリー・利確・損切りの精度が上がる』です。
テクニカル分析で分析するものは、大きく分けると『時間』と『値段』です。
言い換えると、『どのタイミングで、いくらで入るか・出るか』を分析するということ。
テクニカル分析の勉強というと、どうしても『いくらで入るか・出るか』という『値段』にばかり注目しがちですが、値段と同じくらい『いつ入るか』という『時間』の分析が、トレードの精度を上げるうえで大切です。
- ドル円を21時に110円で買って、22時に110.5円になった。
- ドル円を10時に110円で買って、22時に110.FXの学習方法 5円になった。
理由④:結果、トレードが安定する
理由の4つ目は、『結果、トレードが安定する』です。
正しいテクニカル分析の方法【意味ないとは言わせない】
- 分析方法①:パラメーターの多いインジケーターは使わない
- 分析方法②:長期足から順番に分析する
- 分析方法③:買い相場・売り相場・レンジを分けて分析する
- 分析方法④:一度に複数の手法を検証しない
分析方法①:パラメーターの多いインジケーターは使わない
分析方法のポイント1つ目は、『パラメーターの多いインジケーターは使わない』です。
- パラメーターの多いインジケーターの例
⇒ 移動平均線、MACD、RSI、ストキャスティックス - パラメーターの少ないインジケーターの例
⇒ フィボナッチリトレースメント
テクニカル分析の真の目的は、プライスアクション(ローソク足の形や動き方)から、相場の投資家心理を読み解くことです。
- レジサポのライン、ネックライン、フィボナッチリトレースメントを使って、注目すべき値段を特定
- その値段付近でのプライスアクション(ローソク足の形や動き方)を徹底的に分析
- これを過去にさかのぼって繰リ返し再現度を確認
分析方法②:長期足から順番に分析する
分析方法のポイント2つ目は、『長期足から順番に分析する』です。
テクニカル分析を行うときは、必ず月足→週足→日足の順で、長期足から順番に分析してください。これはデイトレやスキャルが主戦場のトレーダーであっても同じです。
分析方法③:買い相場・売り相場・レンジを分けて分析する
分析方法のポイント3つ目は、『買い相場・売り相場・レンジを分けて分析する』です。
すべての相場で共通して機能するという手法は、ありません。
手法を開発するときには、必ず『手法が機能する前提条件』を明確にすることが大切です。
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